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■◇■  JCRB 研究資源バンク メールマガジン                 
◆    【第18号 2008/1/23】                             
◆ ===== 医薬基盤研究所・生物資源研究部
◆          http://cellbank.nibio.go.jp/cellbank.html
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メルマガバックナンバーは細胞バンクのホームページに掲載しております。
( http://cellbank.nibio.go.jp/information/magjcrb/ )


新年明けましておめでとうございます。
昨年は、日本組織培養学会総会開催、培養講習会開始、マイコプラズマ汚染
調査、ウィルス検査の確立等々、JCRB細胞バンクでは皆様のご支援を賜りな
がら取り組んだ1年でした。今年も皆様に高度品質管理した細胞を提供させ
ていただくとともに、充実した情報を提供出来るようスタッフ一同努力致す
所存ですのでご指導・ご支援の程宜しくお願い申し上げます。
               
         
トピックス

1.「バイオ研究の舞台裏」(裳華房ポピュラーサイエンスシリーズ)発行。
2.培養細胞におけるウイルスDNA検査の開始。
3.培養細胞のクロスコンタミネーションが世界的に問題に!

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◆ インデックス ◆
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I 細胞バンク事業
 1.事業紹介
 2.新規細胞情報
 3.細胞バンクが出来た頃
(第17回:細胞バンクとクロスコンタミネーション)

II 実験動物バンク事業
 1.事業紹介
 2.新規マウス分譲情報
 3.疾患モデルマウスの紹介【SOCS1 KOマウス】

III あとがき
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◆I◆  ★★ 細胞バンク事業の紹介(18)★★
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細胞バンクでの研究と研究倫理のお話。

**分譲用ガラスアンプルのピンホール検査**

我々細胞バンクでは研究者へ細胞を分譲する際にはガラスアンプルを採用
しています。多くの研究者は細胞凍結用のプラスチックチューブを用いて細
胞を保存していることが多いと思いますが、我々は出来る限りコンタミネー
ションを避けるため、また細胞を長期安定的に保存するためにガラスアンプ
ルのような気密性の高い容器を使用しています。ガラスアンプルの長所は非
常に気密性が高いことであり、液体窒素の液相中にアンプルを保存しても、
アンプル内に液体窒素が混入することは有りません。この点が細胞の長期保
存に優れています。また、プラスチック容器と比べて容器が薄く、熱伝導性
が良いため、凍結細胞を解凍する際には短時間で解凍できます。しかしなが
ら短所としてはガラスの破損の危険性、特にピンホールと呼ばれる非常に小
さな穴から液体窒素が混入していた場合の破裂事故の危険性が挙げられます。
そのため、細胞バンクでは細胞をガラスアンプルに封入した後、色素溶液に
浸して色素溶液がアンプル内に入っていかない(穴があいていない)ことを
確認するピンホール検査を実施してから細胞の凍結を行っています。このよ
うにアンプルにピンポ−ルがないことの確認を実施しておりますが、どうし
ても不慮のガラスアンプルの破損事故が起こってしまいます。研究者の方々
にはくれぐれも破損の危険性があることを認識して頂き、凍結細胞を解凍す
る際には防護メガネ、手袋等を用いて、破損の際に怪我をしないようをご注
意頂ける様、お願いいたします。
                       (小原 有弘)


 ▼細胞培養基盤技術習得コースに関する情報:
http://jtca.umin.jp/(日本組織培養学会)

    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


 ◎全国調査継続実施中(無償でマイコプラズマ汚染検査を行います)
  詳細はhttp://cellbank.nibio.go.jp/fieldtest/ 参照

 < ★PR★ =受託検査業務=>
   @ 細胞検査業務マイコプラズマ汚染検査

   A STR分析による細胞のクロスコンタミ検査

 受託検査は有料ですが、皆様が利用しておられる培養細胞の品質に関す
 る データを取得しておくことは科学的にも重要なポイントとなります
 ので、是非ご検討ください。

 ▼高発がん性遺伝病患者由来細胞コレクション(京大放生研)

   発がんの遺伝的背景の解明に役立つ日本人における高発がん遺伝病
   患者とその家系に由来する細胞です。
   詳細は
http://cellbank.nibio.go.jp/cellbank/deposit/kurbsummary.html 参照
                   

 ▼クロスコンタミに関する情報

http://cellbank.nibio.go.jp/cellbank/qualitycontrol/crosscontami01.html

【クロスコンタミネーションや細胞の誤同定を防止する9ヶ条】

1. 培養作業者の疲労や細胞の不注意な扱いを抑制するために、細胞の培養作
業は可能な限り1日に1回に限定する。

2. 細胞培養でベンチ作業を行う『前』と『後』には、必ずクリーンベンチ内
とその周辺を界面活性剤などで十分に清拭する。

3. 培養細胞を扱う作業を行う場合、クリーンベンチの使用は1回につき1種
類の細胞又は1世代の細胞のみに限定する(使用前後は必ず清拭を励行す
る)。

4. 一つの細胞(株)の播種、継代操作、その他の操作を行った場合は、毎回
クリーンベンチを清拭する。

5. 複数の細胞が同じ組成の培地を使っていても、個々の細胞の播種、継代、
培地交換、トリプシン処理、などに使う試薬は全て各細胞専用とし、断じ
て他の細胞に使ってはならない。試薬を細胞間で共用してはならない。個
々の細胞(株)には、細胞(株)ごとに専用の培地、試薬、サプリメント
のセットを使用する。

6. 試薬や材料が十分に揃っているかどうかを十分に確認してから培養を開始
する。試薬は決して他の研究者や培養と共有してはならない!

7. ディッシュやボトルがたくさんあっても、1本のピペットは一回の操作に
限定すべきである。一回の操作とはピペットに一回試薬を吸い込んで一回
吐き出す操作のことである。一度培地を吸って吐き出したピペットは決し
て培地ビンに戻してはならない。

8. 培養をクリーンベンチに持ち込む場合は、必ず事前チェックをすること。
増殖状況、形態などをチェックする。

9. 細胞(株)を利用する場合は高度な品質管理を通じて細胞の性状を保証し
ている細胞保存機関(repository=細胞バンク)が提供する標準化された
細胞を使う。使用中も繰り返し細胞の評価を行い正しい細胞であることを
確認できるよう論理的なスケジュールを立てて実験に望むこと(シードロ
ット管理と細胞の評価)。十分な確認をしない限り細胞(株)を他の研究者
に提供してはならない。

クロスコンタミネーションの結果誤った細胞を使って研究をしてしまうことは、
研究費等大変な浪費となります。是非多くの方が気をつけて良い研究結果を出
されるよう願ってやみません。 
          
                         
** 研究倫理に関する活動 **

● 人体由来組織・細胞と情報の研究利用をめぐる最近の動き(18) 

前回、人体由来の研究資源の重要性についてお話し、前々回では、現行の
研究指針の枠組みでは人体由来の研究資源を利用する予備実験が困難であ
るというお話を致しました。今回は、それらの問題を埋めるためにどのよ
うな指針の形、あるいは研究者側の働きが必要であるかについてお話をし
たいと思います。

1.適切な責任体制

 現在の指針の本文は、研究機関の長、研究責任者などそれぞれに役割を
割り振り、それぞれの責任を書き込む努力をしています。しかし、これま
で問題になった事例では、どうも末端の研究の実施に係わる者が責任を負
う形になることで、研究体制の問題点の洗い出しが行われず、「倫理的に
正しく行われるべきである」ということが語られるだけであるように思わ
れるのです。制度に問題のある場合、司法取引によって何が問題であるか
を明らかにして、問題の根本を解決しようという姿勢とは全く逆の方向を
採っているように思われるのです。もちろん、指針違反が法的に問題とな
るためには、行政法的な手続きが必要であり、指針違反は法的な問題とは
異なります。また、何回も述べたように、制度の問題を個人の不誠実にの
み帰することは、制度の形骸化を生みます。ただですら倫理指針の策定の
過程で自主的な動きを失い、外部に定められた指針遵守という「受け身」
の姿勢を身につけている研究者の集団が、形骸化した指針を「墨守」する
とはどのようなことであるか、考えただけでもぞっとすることです。この
問題を解決するためには、指針の遵守が研究者の評価につながる必要があ
るのです。例えば、倫理審査に時間が掛かって研究ができなかった場合に、
その「失われた時間」をその研究者の業績として認めるのかという問題な
どは真剣に考えられるべきものです。

2.研究者の自主性を生かす

 研究とは未知の領域の開拓です。ということは、未知の領域へ踏み出す
ことのできる自律的な原則を持った姿勢がもとめられるのです。その点で、
研究倫理指針の策定の過程で、研究者が「受け身」なったことのダメージ
は大きいのです。そして、研究がどうしても密室の中で行われる性質を持
つ以上、そこで護られるべきものは、研究者の自律性に根拠を持つ倫理で
あることしか考えられないのです。密室で行われる研究という言い方に違
和感をもたれる方があるでしょう。しかし、競争的な研究環境において、
材料の入手から、その研究プロセスに至るまで、公表されるまでは「秘密」
性が高いのです。特に昨今の競争を考えると、その問題は深刻です。密室性
の全くない研究を考えることは大変に難しいのです。


3. 徹底的な議論のために
4. 研究のセーフティネットの必要性

次回、3と4について解説をしたいと思います。

                             (増井 徹)

研究倫理に関するページ (JCRB細胞バンクホームページ内)
http://cellbank.nibio.go.jp/information/ethics/kiban01/index.html

ご質問やご意見があれば、是非 cell@nibio.go.jp へお寄せください。


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◆2◆  ★★    新規細胞    ★★
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● 新規分譲細胞のお知らせ ●
   
○ 抗ジゴキシン抗体産生マウスハイブリドーマ細胞株
  
JCRB1213.1:DIG64.2B.5
http://cellbank.nibio.go.jp/celldata/jcrb1213.1.htm 


JCRB1213.2:DIG222.4D.5
http://cellbank.nibio.go.jp/celldata/jcrb1213.2.htm 


JCRB1213.3:DIG104.10H.1
http://cellbank.nibio.go.jp/celldata/jcrb1213.3.htm 


♪☆=--=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-♪☆

● JCRB細胞バンクのホームページから細胞株の情報を入手できます。
   http://cellbank.nibio.go.jp/

                            (小原 有弘)

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◆3◆  ★★    細胞バンクが出来た頃(第17回)    ★★
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*細胞バンクとクロスコンタミネーション*

とうとう、培養細胞のクロスコンタミネーションが海外で大きな問題として
取上げられました。前回のメルマガや昨年末の分子生物学会(MBM2007)の生
物資源展示でも強調しましたが、培養細胞のクロスコンタミネーションの多
発が大問題となっています。昨年の春にはScience誌が大きく取上げたほか、
英国のラジオ放送BBCでも”大金が無駄にされている”という40分のドキュ
メント番組を組んで放送しました。当細胞バンクのホームページにも詳しく
紹介しておりますので是非ご覧ください。

http://cellbank.nibio.go.jp/cellbank/qualitycontrol/crosscontami01.html

日本は先進国の仲間入りを果たしたと思っている方がほとんどだと思います
が、実はこうした問題に意外に関心を持ってくれないという点で疑問符が付
くという点にもご注意ください。とは言え、当細胞バンクの若い研究員が海
外でこの件に関して若い研究者の反応を見ると、やはりあまり感心を持って
いないという印象を持つのだそうです。もしそうだとすると、真実の探求に
対する世界的な危機が訪れつつあるということなのでしょうか。

マイコプラズマ汚染については『マイコプラズマで汚染されると何故いけな
いの?』という質問を聞くことが多々あります。取り除けないものは仕方が
ないではないかとも取れますが、少々時間はかかるもののマイコプラズマを
除去することは可能ですし、ポイントを抑えて培養すれば汚染させずに培養
することも可能です。従って『汚染されていても良いさ』と考えると思わぬ
しっぺ返しを受けることがあることをご注意ください。近代科学の発展の歴
史は分析的手法を中心に研究材料のピューリティーを上げることに支えられ
てきました。従って、マイコプラズマが汚染されていると何故悪いのかとい
う問いに対しては、まずは材料のピューリティーが保てないという回答が適
切ではないかと思います。マイコプラズマのほうが数にして細胞の10倍から
100倍も居るような状態で実験をやっていることだということを良く心に刻ん
でおいてください。

そして、マイコプラズマ汚染とクロスコンタミネーションの発生原因は共通
しているというのが私達細胞バンクの結論です。培養から培養に汚染雑菌や
細胞が移動するにはどういうメカニズムがありうるかと考えると『培養中の
細胞に培地を注ぐ操作』の中にあるという結論に至るのです。かつての常識
的な培地調整法では500mlのボトルを使ったものでした。これだと、同じ培
地ビンから色々な細胞に培地を供給する操作を行うので、いわゆる培地の使
いまわしが発生します。これが汚染やクロスコンタミの拡大となっていると
いうのが世界的に培養技術の専門家の共通した認識になっています。従って、
培地は100mlの培地ビンで作成(分注)して、1つのビンは一回の実験で使い
切りにするということを厳格に守ることだと思います。私ども細胞バンクで
は、1985年の発足して比較的早い時期からこの方法を採用しております、そ
のため未だに内部でのマイコプラズマの汚染やクロスコンタミの発生はあり
ません。

今回は話が脱線しましたが、クロスコンタミが起こらないような培養法、マ
イコプラズマ汚染が拡大しないような手順、そうしたものの作成が細胞バン
ク設立当時はかなり重要な問題として検討されたことをご紹介します。

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◆II◆  ★★ 実験動物バンク事業 ★★
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1.疾患モデルマウスバンクの事業
  ――――――――――――――

○疾患モデルマウスの収集/収集したマウスの品質管理、凍結胚での保存

○疾患モデルマウスの分譲
   マウス胚50個/チューブを融解し、胚移植後、生まれた産仔すべてを
分譲します。 (97000円/1件)

○凍結胚・凍結精子の保護預かり業務(動物の情報は非公開で預かります)
   クライオチューブ4本保管で 11000円/1年
   ストロー16本/1年保管で 11000円/1年
        凍結胚・凍結精子作製サービスも行っています。


○疾患モデルマウス関連情報発信

2.新規マウスの分譲情報
  ――――――――――

▼次の5系統のマウスの分譲を開始しました。 

 nbio054 RP58 KO マウス(脳異常)
 nbio055 Translin KOマウス(免疫異常)
 nbio056 ATF4 KO マウス(小眼球症)
 nbio057 SOCS1 KO (BALB/c congenic)マウス (免疫異常)
 nbio058 SOCS1 KO (C57BL/6J congenic)マウス (免疫異常)

3.疾患モデルマウスの紹介**
  ―――――――――――
【SOCS1 KOマウス】

資源番号:nbio057(BALB/c congenic),nbio058 (C57BL/6J congenic)
由来:大阪大学医学部
樹立者・寄託者:仲哲治先生
分譲条件:利用者は研究成果の公表に当たり寄託者の指定する文献(4)
を引用する。

SOCS(Suppressor of cytokine signaling)-1は、
JAB (JAK-binding protein), SSI (STAT-induced STAT inhibitor)-1
とも呼ばれるシグナル伝達阻害因子の一つです。1997年にサイトカイ
ンにより発現が誘導され,サイトカインのシグナル伝達に重要な伝達
因子であるJAKに結合することにより、JAKの活性化を阻害して、サイ
トカインシグナル伝達を抑制する分子として発見されました[1-3]。
構造的には中央部に1つのSH2ドメインとC末に保存された領域
(SC-motif/SOCS-box/CH-domain)を持ち,この構造的特徴から、少なく
とも8種の分子でファミリーを形成しています。

大阪大学医学部の仲先生(現医薬基盤研究所)のグループにより[4],
129系ES細胞を用いてノックアウトマウスが作られた後,遺伝的背景が
BALB/cとC57BL/6Jの2種類のコンジェニックマウスが作出されたものが
当バンクに寄託され,分譲可能となっています。これらのマウスは免疫
系細胞が異常をきたし,ノックアウトマウスは離乳前に死亡します。
胸腺や脾臓内のリンパ球の分化は正常ですが,アポトーシスの亢進によ
りリンパ球が減少しています。サイトカインシグナル伝達や免疫系の研
究に有用です。

参考文献:
1. Starr R et al. Nature (London). 1997;387:917-921.
2. Endo T A et al. Nature (London). 1997;387:921-924.
3. Naka T et al. Nature (London).1997;387:924-929.
4. Naka T et al. Proc Natl Acad Sci USA. 1998 Dec 22;95(26):15577-82.

  分譲をご希望の方は、larb@nibio.go.jpまでご連絡ください。
 
医薬基盤研究所 疾患モデルマウスバンクのホームページ
 http://animal.nibio.go.jp/
分譲可能な動物、サポートサービスの情報はこちらのホームページで公開
しています。

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III あとがき
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元旦に彩都の近くにある鉢伏山へ初登山に参りました。街開きから毎年登っ
ておりますが、過去3回厚い雲に阻まれてみれなかった初日の出でしたが、
今年は少し雲はありましたが、ゆっくり昇る御来光を拝むことが出来ました。
また今まで人に会うこともありませんでしたが、彩都も人口が増えてきて、
今年は数名の方とお会いしました。こんな近くでこのような景色がみれるの
は、有難いことと思います。

昨年はモノレ−ルが開通し、近隣の学校の生徒が通学で街を通るようになり
ました。また近隣の大学生や留学生も見かけます。今年は彩都に中学校と幼
稚園も開設されます。これからどんどん学生が増えて行く街ですので、図書
館など公共施設が充実していって欲しい・・・と住民は思っています。
                              (ET)