JCRB細胞バンクWEBサイトへのアクセス件数の推移
この期間は、細胞バンク情報を全文文書型データベースである Folio Views(TM), を使って本格的に公開した時期であるが、この頃になって我が国でも WEB(WWW) の利用が急速に拡大した。1996年6月から1999年6月
細胞バンク管理データベースに蓄積している細胞に関する全てのデータを一気にダウンロードし、これを、Folio(TM)ファイル(NFO)と呼ばれる書式に変換してから、Folio のモジュールである Site Director(TM)と呼ばれるWEBエンジンを使って Netscape や Mosaic などで閲覧できるようにしたものであった。こうして WEB を利用して細胞の情報を提供する環境を構築したが、まだ Perl などによる CGI を自在に利用する技術を習得していなかったため、市販CGIエンジンとしてFolio/SiteDirector(TM)を利用したわけである。 その後、科学技術振興事業団のデータベース統合化研究班に参画することを通じて、Folio は他の研究資源サイトとの協力に支障をきたすシステムであることが明らかとなり、1999年6月でこのシステムの利用は取りやめた。そして、標準的なHTML書式に移行することを決断し、1999年7月から1999年12月までのほぼ半年間の間に試行錯誤しながら新しいホームページの作成を実施した。この間、ホームページは公開してはいたが、時々アクセス不能になったりと事故も多発したため、アクセスログをとらなかった。再度アクセスログを取りはじめたのは、2000年4月からであった。 アクセスログは、複数のページで自動的に取り、グラフは手作業で作成している。
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