3.2. pg_aggregate

pg_aggregateには集約関数の情報が格納されています。 集約関数とは、いくつかの値(大方、問い合わせ条件に該当する各行のカラム)に ある操作を行い、その操作で得た1つの値を返します。集約関数の代表的なものは sumcountmaxなどです。

Table 3-2. pg_aggregate カラム

名前参照先説明
aggnamename 集約関数名
aggownerint4pg_shadow.usesysid集約関数のオーナー(作成者)
aggtransfnregproc (function) 変遷関数
aggfinalfnregproc (function) 最終関数
aggbasetypeoidpg_type.oidSQL文から呼ばれたときにこの関数が実行される型
aggtranstypeoidpg_type.oid集約関数の内部変遷(状態)データの型
aggfinaltypeoidpg_type.oid結果の型
agginitvaltext  変遷状態の初期値。これはaggtranstypeへ引き渡すためのテキストフィールドです。

新しい集約関数はCREATE AGGREGATE コマンドを使って 登録されます。 集約関数を著述するための詳細や、変遷関数の詳細などはProgrammer's Guide をご覧下さい。

集約関数は名前引数によって識別されます。したがって、 aggname と aggnameが複合プライマリーキーとなります。