4.6. フォーマット関数

著者: 2000-01-24に Karel Zak ()よって書かれました。

Postgresのフォーマット関数は、 あらゆるデータ型(date/time, integer, floating point, numeric)を フォーマットされた文字列に変換したり、フォーマットされた文字列から 特定のデータ型に変換できる、強力なツールです。これらの関数はすべて 共通の記述方法で実行します。最初の引数はフォーマットを行う値/型で、 2つめの引数は出入力するフォーマットを定義するテンプレートです。

Table 4-9. フォーマット関数

関数返り値説明
to_char(timestamp, text)texttimestampをstringに変換to_char(timestamp 'now','HH12:MI:SS')
to_char(int, text)textint4/int8をstringに変換to_char(125, '999')
to_char(double precision, text)textreal/doubleをstringに変換to_char(125.8, '999D9')
to_char(numeric, text)textnumericをstringに変換to_char(numeric '-125.8', '999D99S')
to_date(text, text)datestringをdateに変換to_date('05 Dec 2000', 'DD Mon YYYY')
to_timestamp(text, text)timestampstringをtimestampに変換to_timestamp('05 Dec 2000', 'DD Mon YYYY')
to_number(text, text)numericstringをnumericに変換to_number('12,454.8-', '99G999D9S')

出力のテンプレート文字列には、ある一定のパターンがあり、それが 認識され、フォーマットする値の大まかにフォーマットされたもので 上書きします。 テンプレートのパターンでないあらゆるテキストは そのままコピーされます。同様に、入力テンプレート文字列の テンプレートパターンは入力されたデータの文字列の部分を確かめ、 そこにあるべき値を識別します。

Table 4-10. date/time変換のテンプレートパターン

パターン説明
HH時 (01-12)
HH12時(01-12)
HH24時(00-23)
MI分(00-59)
SS秒(00-59)
SSSS真夜中を過ぎた秒(0-86399)
AM or A.M. or PM or P.M.子午線指針(大文字)
am or a.m. or pm or p.m.子午線指針(小文字)
Y,YYYカンマ付き年(4桁以上)
YYYY年(4桁以上)
YYY年の最後の3桁
YY年の最後の2桁
Y年の最後の桁
BC or B.C. or AD or A.D.年指針(大文字)
bc or b.c. or ad or a.d.年指針(小文字)
MONTH すべて大文字の月(9文字になるようにスペースが入ります)
Month 大文字/小文字の月(9文字になるようにスペースが入ります)
month すべて小文字の月(9文字になるようにスペースが入ります)
MON 短縮された大文字の月(3文字)
Mon 短縮された大文字/小文字の月(3文字)
mon 短縮された小文字の月(3文字)
MM月の数 (01-12)
DAY すべて大文字の曜日(9文字になるようにスペースが入ります)
Day 大文字/小文字の曜日(9文字になるようにスペースが入ります)
day すべて小文字の曜日(9文字になるようにスペースが入ります)
DY すべて大文字の短縮された曜日(3文字)
Dy 短縮された大文字/小文字の曜日(3文字)
dy 短縮された小文字の曜日(3文字)
DDD1年間の通算の日にち (001-366)
DD月の日にち (01-31)
D曜日(1-7; 日曜日=1)
W 月の週(1-5)。月の初日がある週が第1週
WW 年通算の週(1-53)。年の初日がある週が第1週
IW ISO形式の年通算の週。(年最初の木曜日がある週が第1週)
CC世紀(2桁)
J ユリウス暦(紀元前4712年1月1日からの経過日)
Q四半期
RM 大文字のローマ数字の月(I-XII; I=1月)
rm 小文字のローマ数字の月(I-XII; I=1月)
TZ 大文字のタイムゾーン名
tz 小文字のタイムゾーン名

すべてのテンプレートパターンには、その機能を改造するために、 添字を伴うことが可能です。例えば、 "FMMonth""Month"と 添字、"FM"が一緒になったものです。

Table 4-11. date/time変換のテンプレートパターン添字

添字説明
FM 接頭辞字詰めモード (スペース/ゼロを挿入するのを無効にする)FMMonth
TH 接尾語大文字の序数を追加DDTH
th 接尾語小文字の序数を追加DDth
FX 接頭語 FX(固定長形式)テンプレート全体のスイッチ(下記参照)FX Month DD Day
SP suffixスペルモード(まだ実装されていません)DDSP

使用上の注意:

Table 4-12. 数値(numeric)変換用のテンプレート

パターン説明
9 指定した桁数の数字
0 一定の長さにするために付けられたゼロ
. (ピリオド)小数点
, (カンマ)1000毎のセパレータ
PR尖った括弧内に負の値を出力
S 尖った括弧内に負の値を符号付きで出力(ロケールを使用します)
L通貨記号(ロケールを使用します)
D小数点(ロケールを使用します)
Gグループのセパレータ(ロケールを使用します)
MI 数字が0以下の場合、指定された場所にマイナスの符号
PL 数字が0以上の場合、指定された場所にプラスの符号
SG 指定された場所に符号
RN ローマ数字(入力可能値は1から3999)
TH or th数字を序列に変換
V n桁シフト(下記参照)
EEEE科学技術計算用数値 (まだサポートされていません)

使用上の注意:

Table 4-13. to_char使用例

入力出力
to_char(now(),'Day, DD HH12:MI:SS')'Tuesday , 06 05:39:18'
to_char(now(),'FMDay, FMDD HH12:MI:SS')'Tuesday, 6 05:39:18'
to_char(-0.1,'99.99')' -.10'
to_char(-0.1,'FM9.99')'-.1'
to_char(0.1,'0.9')' 0.1'
to_char(12,'9990999.9')' 0012.0'
to_char(12,'FM9990999.9')'0012'
to_char(485,'999')' 485'
to_char(-485,'999')'-485'
to_char(485,'9 9 9')' 4 8 5'
to_char(1485,'9,999')' 1,485'
to_char(1485,'9G999')' 1 485'
to_char(148.5,'999.999')' 148.500'
to_char(148.5,'999D999')' 148,500'
to_char(3148.5,'9G999D999')' 3 148,500'
to_char(-485,'999S')'485-'
to_char(-485,'999MI')'485-'
to_char(485,'999MI')'485'
to_char(485,'PL999')'+485'
to_char(485,'SG999')'+485'
to_char(-485,'SG999')'-485'
to_char(-485,'9SG99')'4-85'
to_char(-485,'999PR')'<485>'
to_char(485,'L999')'DM 485
to_char(485,'RN')' CDLXXXV'
to_char(485,'FMRN')'CDLXXXV'
to_char(5.2,'FMRN')V
to_char(482,'999th')' 482nd'
to_char(485, '"Good number:"999')'Good number: 485'
to_char(485.8,'"Pre-decimal:"999" Post-decimal:" .999')'Pre-decimal: 485 Post-decimal: .800'
to_char(12,'99V999')' 12000'
to_char(12.4,'99V999')' 12400'
to_char(12.45, '99V9')' 125'