1.10. スレッドの振る舞い

libpqは、Postgres 7.0 現在、同時に同じPGconnオブジェクトを操作するスレッドがない、という条件 下では、スレッドセーフです。 特に、異なるスレッドから、同じ接続オブジェクトを通して同時に問い合わせ を発行することはできません。(同時に問い合わせを実行する必要がある場合 は、接続は複数にしてください。)

PGresultオブジェクトは生成されると読み込み専用です。従って、スレッド間 を自由に渡ることができます。

推奨されない関数PQoidStatusfe_setauthsvcはスレッドセーフではなく、またマルチ スレッドプログラムで使用すべきではありません。 PQoidStatusPQoidValueに置 き換えることができます。 いかなる場合においても、fe_setauthsvcは呼び出さな いべきです。