この度、海外の利用者(米国とドイツ)からの連絡(218日、219日)によりJCRB0401HUH-6 Clone 5(ロット番号:12142012)にマイコプラズマ汚染が認められたという報告を受けました。当該ロットの全ての分譲先の研究者には既に個別に連絡し、当該ロットの使用を中止して、破棄して頂くことをお願い致しました。

 

内部調査の結果、当該ロットの分譲用アンプルの作成時に寄託時のマイコプラズマ汚染していた試料を誤って用いたことが判明いたしました。分譲アンプル作成時のマイコプラズマ検査で陰性の結果を得て、分譲用といたしておりました。今回の報告を受けて、現在当該ロットの培養を開始し、検査を実施することといたしました。その結果については、追ってご報告いたします。

 

利用者の皆様にはご迷惑をお掛け致しました。

今後さらに一層の注意を持ってバンク事業を推し進めますので、ご支援、ご高配をお願い申し上げます。

 

細胞バンク事業に関しては品質管理に重点を置いて実施しているところでございますが、品質管理上の問題等を感じられた際には、是非ご連絡下さい。皆様のご協力によってより良い細胞バンクが運営されるべく、活動を実施させて頂く所存です。

 

 2014220

連絡先 ()医薬基盤研究所・培養資源研究室(JCRB細胞バンク)

    E-mailjcrb-cell@nibiohn.go.jp 電話:072-641-9851