霊長類細胞株コレクション
霊長類細胞株コレクションについて
(注意)ワシントン条約に関わる規制があるため、海外に対しては分譲しておりません。Last Update: 2020/9/10
概要
明里宏文先生(樹立時所属:医薬基盤研霊長類医科学研究センター、現職:京都大学霊長類研究所)から寄託された霊長類細胞コレクションは、Herpesvirus saimiriにより不死化されたサルのTリンパ球シリーズです。33種類(類人猿2種類、旧世界ザル17種類、新世界ザル14種類)の霊長類細胞株のうち現在26種類の細胞について準備が整い分譲を行っております。寄託細胞には代替・資源化に至らなかった細胞などもありますが、今後他の霊長類細胞株についても資源化を継続し分譲体制を整備する計画です。是非多くの研究者の方に使っていただきたいと思います。参考サイト(The Nonhuman Primate Reagent Resource)
注意
→ この細胞は学術研究にのみ使用可能です。→ 霊長類細胞の取扱いについて(ワシントン条約)
→使用環境はBSL2です。(Herpesvirus saimiriによる不死化を行っており、同ウイルスの産生が否定出来ないため)
霊長類について
霊長類はヒトの進化の基盤となっています。
細胞一覧
分譲予定霊長類細胞一覧分譲手数料
- 非営利団体: 27,500円/1アンプル
- 営利団体: 33,000円/1アンプル
分譲情報
- お申し込み
- 分譲条件
- 明里宏文先生より寄託された霊長類細胞については、発表の際に引用をお願いします。
title:
In vitro immortalization of Old World monkey T lymphocytes with Herpesvirus saimiri: its susceptibility to infection with simian immunodeficiency viruses;
Akari H, Mori K, Terao K, Otani I, Fukasawa M, Mukai R, Yoshikawa Y.
Virology. 1996 Apr 15;218(2):382-8.PMID: 8610465 - 研究目的欄は簡単で結構ですので、お知らせいただいて差し支えない範囲で必ず御記載下さい(例:「細胞周期の解析」等)。
- 明里宏文先生より寄託された霊長類細胞については、発表の際に引用をお願いします。
- 料金のお支払い請求書に記載された料金を、請求日より一ヶ月以内に指定の銀行口座へお振込みください