細胞保存棟工事開始、2000年7月

1999年度補正予算で細胞保存用液体窒素容器10台の増設が承認された。それに伴いタンクを保存する建物の建築が始まった。建物は簡易建築だが、かなりしっかりした設計となった。工事開始7月、11月に完了予定である。

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補正予算
1999年度補正予算で細胞保存棟の建設が決定された。年が開けて建築予定地である細胞バンクの裏手の測量などが始まり、うっそうと茂っていた雑草が綺麗に刈り取られた.正面に見えるのが細胞バンクのある3号館の裏側となっている。

現在の液体窒素供給用リザーバー。容量は0.5トンで、4台のタンクへの液体窒素の供給をしている。このタンクへの液体窒素の供給は概ね週間に1回程度である。

これは2tのタンクに置き換えらることになる。

細胞バンク裏手を室外液体窒素リザーバータンクの側から見たところ。

建築が5月になっても始まらずやきもきし始めたころ。せっかく雑草を刈り取ったのに春になって新しい草が生え始めた。

建築に先立って、以前から気になっていた暗室の雨漏りの修繕が始まった。この出っ張った部分が暗室となっているが、本体の建物に後から付け足した構造のため、接合部に隙間が出来てしまったため雨漏りが起こるようになった。地震のたびに隙間は広がり、とうとうそこから外が見えるようになり雨漏りもひどいことになってしまった。そしてようやく修繕となった。

7月を迎えようやく建築が始まることとなった。当初は、簡単なものを考えていたが、液体窒素タンクの重量を考えると、基礎をしっかり作らないといけないということで、大分大掛かりな工事が始まることとなった。基礎の土台作りをしている。

細胞保存棟建設のために竹やぶも切り払い見通しがよくなった。細胞バンクと反対側の裏手から撮影。手前には動物舎も計画されている。

基礎土台作りのため、1メートルほど掘り込んで、コンクリートの土台を作る作業が始まったところ。

土台の掘り込みがほぼ完了した。

砂利を敷き詰め、土台の基礎を作っている。

前の工事を別の角度から撮影。


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