DROP TABLE

Name

DROP TABLE  --  データベースから既存のテーブルの削除

Synopsis

DROP TABLE name [, ...]
  

入力

name

削除する既存のテーブルの名前です。

出力

DROP

コマンドが正常に終了した場合に返されるメッセージです。

ERROR: table "name" does not exist

指定したテーブルがデータベース内に存在しなかった場合に表示されます。

説明

DROP TABLEはデータベースからテーブルを削除します。 テーブルを削除できるのは、その所有者のみです。 DELETEコマンドではテーブルの行を空にすることは できますが、テーブルそのものを削除することはできません。

削除対象のテーブルが二次インデックスを持つ場合、その インデックスが先に削除されます。この二次インデックスのみの 削除は現在のテーブルの内容に影響を及ぼしません。

注釈

テーブルの作成方法、及び、変更方法に関する情報については、 CREATE TABLEALTER TABLEを参照して下さい。

使用方法

下記のコマンドは、2つのテーブル、filmsdistributorsを削除します。

DROP TABLE films, distributors;
   

互換性

SQL92

SQL92ではDROP TABLEにいくつかの追加的機能を規定しています。

DROP TABLE table { RESTRICT | CASCADE }
   

RESTRICT

依存関係のあるビューを持たない、あるいは整合性制約の付い ていないテーブルだけが削除されることを保証します。

CASCADE

依存するビューや整合性制約も一緒に削除します。

Tip: 現時点では、参照されるビューを削除するには、明示的に そのビューの削除を行なう必要があります。