発光細胞(ルシフェラーゼ発現細胞)について

 注意)営利団体の方は事前に樹立者との使用に関する交渉が必要です。
Last Update: 2020/9/10

概要

発光細胞(ルシフェラーゼ発現細胞)はヒトあるいはマウス由来のがん細胞に対して ルシフェラーゼを発現させた細胞であり、基質を供給する事により生体エネルギー(ATP)に依存した発光が得られる細胞です。

バイオイメージング創薬に有用な細胞

発生起源(由来組織)によって異なる特性を有する発光がん細胞を用いて、新規化合物(抗体医薬を含む)のin vitro評価から、個々のがん細胞の体内動態をシステム的に解析できるモデルシステムの作製に至るまで、様々な研究開発試験系を立ち上げることができます。 現在、学校法人埼玉医科大学:村上孝先生から寄託された88種類の発光細胞のうち84種類の細胞について準備が整い、分譲しております。是非多くの研究者の方に使っていただきたいと思います。今後他の寄託発光細胞についても準備を継続し早期に分譲体制を整備する計画です。 注意 → この細胞は学術研究にのみ使用可能です → 遺伝子導入した細胞の取扱いについて(こちら)。

細胞一覧

分譲予定発光細胞一覧  

分譲手数料

  • 非営利団体: 31,428円/1アンプル
  • 営利団体: 36,667円/1アンプル 
注意)営利団体の方は事前に樹立者との使用に関する交渉が必要です。  

分譲情報

  1. お申し込み
  2. 分譲条件
    1. 学校法人埼玉医科大学・医学部 村上孝先生より寄託された発光細胞については、分譲後第1報目の論文の発表の際には共著者に加えて頂くよう希望しております。
      共著者名: 村上孝 (Takashi Murakami)
      連絡先: 〒350-0495埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38番地 学校法人埼玉医科大学医学部 村上孝教授
    2. 研究目的欄は、発光細胞を使用する必要性が分かるように、開示できる範囲で具体的に御記載下さい(例:「○○モデルを用いた医薬品候補化合物の○○腫瘍への△△活性の発光による評価」等)。
  3. 料金のお支払い請求書に記載された料金を、請求日より一ヶ月以内に指定の銀行口座へお振込みください
 

問い合わせ

細胞に関するお問い合わせはこちら
導入された遺伝子等に関する情報はこちら  

研究使用例

In Vivo 発光イメージングによるがん転移の解析 In Vivo 発光イメージングによるがん転移の解析