Anonymous CVS

1. CVS(Concurrent Version Control System)を ご自分の環境にインストールしておく必要があります、 http://www.cyclic.com/や any GNU ソフトウェアアーカイブのサイトから入手できます。 今現在ではバージョン1.10をお勧め致します。(これが書かれた時の最新のものです。) 最新バージョンのcvsが最初から インストールされているシステムも結構あります。

2. まずCVS サーバに最初のログインして下さい:

   $ cvs -d :pserver:anoncvs@postgresql.org:/home/projects/pgsql/cvsroot login
        

   パスワードのプロンプトが表示されます。そうしたら 'postgresql'と入力して下さい。 パスワードはあなたのホームディレクトリの.cvspassに 保存されるので、この作業は一度だけ行えば結構です。

3. Postgres のソースを取りに行く:

   cvs -z3 -d :pserver:anoncvs@postgresql.org:/home/projects/pgsql/cvsroot co -P pgsql
        

   上記のコマンドを実行するとPostgres ソースを pgsqlという現在あなたがいるディレクトリの サブディレクトリにインストールします。

   Note: もし高速にインターネット接続できる環境にあるならば CVSの使いかたを記す-z3は 必要ないかもしれません。しかし、モデム程度の遅い接続ではとても有益です。

   この初めてのチェックアウトは単にtar.gzファイルを ダウンロードする時と比べて少々時間がかかります。もし28.8Kモデムを 使用しているならば40分ほどかかります。CVSの 有利点は実際にファイルを更新する時に現れます。

4. CVSの最新のソースに合わせて更新したい場合は cd でpgsql サブディレクトリに行き、

   $ cvs -z3 update -d -P
        

   としてください。 こうすることにより、前回更新した時からの差分のみを更新します。 この方法により、モデム接続でも数分で更新することができます。

5. ホームディレクトリに.cvsrcを作成することにより タイプする量を減らすことができます。

   cvs -z3
   update -d -P
        

   これはすべてのcvsのコマンドに対して-z3オプションを付け、 -d and -Pのオプションをcvs updateに つけます。今後からは

   $ cvs update
        

   とするだけで更新が行われます。